SUPER GT インサイドレポート

2009.04.29 更新

公式練習2番手で週末をスタート

走行開始となった公式練習ではトップタイムをマークするも、公式予選での予期せぬ黄旗の出現、雨の決勝ではレインタイヤの難しい選択と、何かに翻弄されるかのように予想外の10位という結果に終わった開幕戦でのENEOS SC430とLEXUS TEAM LeMans ENEOS。あれから4週間のインターバルを経て、シリーズは第2戦鈴鹿サーキットを迎えた。

第2戦鈴鹿

創業以来となる大改修を終え、今回のイベントがこけら落としとなる鈴鹿。コースレイアウト自体は変わらないものの、ランオフエリアが拡大され、東コースは路面も改修されるなど、パドックやスタンド以外にも大きな変化があった。そんな中、土曜朝の公式練習から走行を開始したENEOS SC430は、改修のために事前テストができなかったという全チーム共通の状況の中、セッション序盤から上位を外すことなく好調な滑り出し。最終的にトップタイムは#38 SC430に譲ったものの、伊藤大輔、ビヨン・ビルドハイムのドライバーふたりは順調にセットアップやタイヤ評価などのプログラムを消化。ロングランまでこなす余裕の走行を見せると、1分54秒695で2番手につけた。

こうして好調なスタートを切ったENEOS SC430だが、その数時間後、公式予選を終えた伊藤の表情は晴れやかというわけではなかった。

「調子が良かったという言い方が良いのかどうか、難しいところですね。たまたまタイム的には良いポジションにいたから、自分の中でもう少し“こういうふうにしたいな”という部分を積極的に進める勇気がなかったというか、限られた走行時間の中で、できるだけ走行距離を稼ぎたかったというのもあるし、ポジションが上の方にいるときに、無理にクルマを触るまでもないのかなと。山田健二エンジニアと相談し、多少引っかかる部分はあるけどフリー走行でのタイムはいいし、結局そのままの方向でいこうと……」。そう、公式予選1回目には予期せぬ結果が待っていたのである。

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