
2009.05.13 更新

──土沼監督、ENEOS SC430の序盤3戦を振り返ると?
土沼:僕の仕事は長期的にチームを作り、強くしていくということだと思っていますから、そういう面では、ステップbyステップでレベルアップしつつあるな、階段を登っていっているな、という手応えは感じています。
伊藤:エンジニアの健二さんを含めての体制強化ということで、単純に去年と比較しても間違いなくENEOS SC430は速くなっていると感じています。ただ、それを証明するという部分ではね……。公式練習などではトップタイムを出していますが、なかなかその速さを予選、決勝といった本番での結果に結び付けることができていないというのがもどかしい。細かい原因を探ればいろいろなところにあるのかもしれないですけど、いまはそれをひとつひとつクリアしようとしている感じだと思います。
ビルドハイム:開幕戦岡山は雨の難しいコンディションの中でタイヤ選択というギャンブルに敗れた感じだった。だからある意味、気にしていない。だけど、第2戦鈴鹿では充分なスピードがあるのに後方グリッドからのスタートとなって、それを結果に結び付けられなかった。今回の富士もそう。予選で前の方のグリッドを獲れないことがポイントになっているという気はしているね。ただ、今季の僕たちのチームには勝つためのファクターというか、ジグソーパズルにたとえれば“ピース”がほぼすべて揃っていると思うんだ。速いマシン、優れたドライバーとエンジニア、メカニック……。ただ、今日のピットストップでミスがあったように、いまはパズルのピースがうまくまとまっていないんだ。そのピースさえまとまれば、結果を残すのに何の問題もないと思う。
山田:GT500のレースに限らず、レースに勝つためには速いクルマはもちろん必要なんですが、やはり歯車がひとつでも噛み合わないと勝つことはできません。やはり敵はニッサンやホンダといった他メーカーのワークスであり、同じマシンを使うトムスやセルモなどもライバルです。このチーム ルマンもかつてのチャンピオンチームですが、ここ数年タイトルに手が届いていないということで、“勝つ”というパターンを取り戻すべくいろいろやっていますが、まだまだ。焦っても仕方ないないですし、僕はGT500は今年初めてやるのですが、だいぶつかめてきているので、まずクルマを速くすることに集中して、あとはドライバーもメカニックも、みんながミスをなくしていけばいい。ミスはしても良いんですよ、同じミスを2度とやらないようにしていけば。そうすることで、必ず今年中に1回は勝ちますよ!
土沼:健二もウチに来てから、ウチに足りないことや不安材料を洗い出して消していくということもかなりやってきていますからね。
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