SUPER GT インサイドレポート

2009.09.30 更新

第三者の目から見たENEOS SC430の第7戦富士

SCORE6/10 不安定なコンディションとなった土曜はもとより、ドライに転じた日曜もフリー走行、決勝と速さは充分だったが、今回もその速さを結果に結び付けられていないのが残念。1コーナーでのアクシデントは不運な印象も強いが、ピットストップでもタイヤ交換でミスがあるなど、しっかりしたレースができたとも言い切れないのでは。スティントが突然伸びたという状況の中、伊藤が粘り強く先行した2台を攻略し、5位を得たのが明確なプラス材料。

フリーライター。10シーズン以上にわたり、スーパーGT、フォーミュラ・ニッポン、全日本F3はすべて、ほかにユーロF3、マカオF3をカバー。『週刊オートスポーツ』『Racing On』『AUTO SPORT Web』に多数寄稿。イデア出身。

SCORE7/10 スタート1コーナーの接触は不運でしたよね。映像だけでは状況を完全に把握することはできませんでしたが、32号車が失速してラインを変えた結果、当たってしまったように見えました。その後のペースを考えても充分トップ争いに加われたはずで、ドライブスルーペナルティは痛かった。ただ後半スティントで大輔選手が追い上げて5位でフィニッシュできたのは、明るい兆し。この結果を良い流れにつなげて欲しいところです。

言わずと知れた『週刊オートスポーツ』 編集長

SCORE3/10 今回の富士では特別性能調整の変更があり、SC430勢には少し有利な状態になったうえ、ウエイトも比較的軽い状態だったが、予選で最前列に行けなかったことがまず非常に残念だった。スーパーラップのときには次第に路面が乾いていく難しい状況だったことも理解できるが、条件的にはポールポジションもしくは2番手で終えるのが妥当な線と思われたからだ。他陣営のウエイトのより重いマシンがENEOS SC430よりも前に行ったことを考えても、予選は満足のいくものではなかったと思う。決勝レースに関しては、序盤の走りを見ても分かるように、クルマの仕上がりとしては非常に良く、ストレートスピードも伸びていた。それだけに、スタート直後の1コーナーでほかのマシンと接触、ペナルティーを受けたのは、非常にもったいなかったと言えるだろう。レースではこれが最後まで尾を引いてしまい、高得点は付けられなかった。次こそは上位フィニッシュを目指してもらいたいが、富士で完全に途切れてしまった流れを一体どうやって取り戻すのか? その点が気がかりだ。

10シーズン以上にわたり、スーパーGT、フォーミュラ・ニッポンはすべて、ほかにル・マン24時間レースをカバー。『週刊オートスポーツ』『Racing On』に多数寄稿。スーパーGT公式サイト、フォーミュラ・ニッポン公式サイトのレポート担当メンバーのひとり。

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