SUPER GT インサイドレポート

2009.09.30 更新

次戦の意気込み

今回の富士では、勝つためには何かひとつ要素が欠けてもダメなんだ、ということを改めて思い知らされたように思います。残念ながらタイトル獲得という目標はほぼなくなってしまいましたが、次のオートポリスに向けては“もうタイトルは無理だから、とりあえずこのレースを勝ちにいくぞ!”と安直に突き進むのは意味がないと思います。勝つために何が必要なのかをいま一度チーム全員が考え、ひとりひとりが絶対にミスをしないんだ、という姿勢で次戦には臨みたい。タイトル争いが絡んでいれば、自ずと緊張感も高まるものですが、それがなくない以上、とても難しい目標だと思いますが、オートポリスではたとえ勝てなくとも、全員が“自分たちがやるべきことは完璧にこなした”と思える戦いができればと思いますね。

接触してしまった以上、ペナルティーが出る可能性が高いことは分かっていた。ペナルティー消化後も遅れを挽回すべく頑張ったけれど……。残念ながら富士を終えて、事実上僕たちのチャンピオンシップは終わってしまったと思う。かといって、決して残り2戦は消化試合にはせず、来年のためにプラスになる戦いをすべきじゃないだろうか。去年のいまごろ、僕たちには速いマシンもなかったが、いまはそれがある。だからこそ、それ以外の勝つために必要なものをきちんと揃えるためのレースをするべきだと思う。オートポリスでもそんな前向きの戦いをしたいね。

富士での1コーナーのアクシデントに関しては、レース後スピンした#32 NSXのデュバル選手も『クロスラインを取ろうと切り込んだ』と話していましたから、仕方がないと言うしかないでしょう。ただ、速さがあっても結果に結び付けられていない状況には言葉が出ません。残り2戦となりましたが、クルマをさらに進化させるのはもちろんですが、勝負事ですから流れを変えるようなことを少し考えてみたいとも思います。次戦のオートポリスでは過去SC430勢は相性があまり良くないのですが、先日のオートポリスでのフォーミュラ・ニッポンのデータなども検証しつつ、しっかりと戦いたいですね。

| 1 | 2 | 3 | 4 | 第三者の目から見たENEOS SC430 | 次戦の意気込み

ENEOS MOTOR OIL