
2009.11.18 更新

LEXUS TEAM Le Mans ENEOSとして今季一番大きく変化した点は、エンジニアが代わり、クルマが2009仕様という新しいものになったことでした。その中で、全体的なクルマのレベルが上がり、常に速さを見せることができたシーズンだったと思います。それとは裏腹に、結果という意味ではアクシデントやトラブルがあったりして、こんなにもうまくいかないものかと思わされた1年でもありました。去年のように速さが足りず結果が出ないというのが一番ツラいものですが、速さがあるのに結果が出ないというのは正直、初めての経験でした。来季に向けては、結果を出せるレースとはどういうものかをチーム全員が受け止めて、次のシーズンにつなげられるかどうかが課題になると思います。来年は常に上位にいられる、緊張感を持ったレースを年間を通じて続けていきたいですね。
最終戦のもてぎでは、プロペラシャフトのトラブルで午前の練習走行のかなりの時間を失い、僕自身走行がほとんどできない状況だったが、予選もクリアできたし、うまくいったと思う。決勝でもスタート直後から後続を引き離し、前の2台とのギャップをコントロールする形で僕のスティントはうまくこなせた。トラブルで始まった週末ではあったが、予想以上にうまくいった最終戦だった。ただ、今年1年間を振り返れば、残念ながらあまり良いシーズンだったとは言えないね。ポジティブな面をあげれば、最終戦のようにノーウエイトとなった段階でも僕たちのクルマは充分に速かった。これは、シーズン開幕からの開発がうまくいっていた証拠だと思う。ただ逆に、何度も勝つチャンスがあったのにそれをモノにできなった。富士、SUGO、鈴鹿など、トラブルやアクシデントで勝機を逃してしまったんだ。正直、忘れてしまいたい1年だったが、エンジニアリング面での向上があったことは間違いないし、それを来季以降結果につなげられたらうれしいね。
去年の足りなかったところを検証し、今年はエンジニアリング、メカニックを強化して臨みました。シーズン前のテストのときから相当な手応えがあり、レースウィークに入っても走り始めで調子が悪いということもまずなく、天候や路面などの条件にアジャストすればいいパフォーマンスを発揮できていたので、チーム体制の強化の効果は表れていたと思います。そうして内容的にはいいものを出せたと思いますが、リザルトという形では残せませんでしたので、来シーズンは開幕ダッシュに向けて組み立てを考え、一気に突っ走る、そんなシーズンにしたいと思っています。
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