第6戦 鈴鹿 Suzuka Circuit

レポート

ENEOS SC430、ウエイトに苦しむレースもタイトルを未だ射程圏内に

 スーパーGTの2010年シーズン首位を守ったまま迎えた第6戦鈴鹿サーキット(三重県)でのポッカGTサマースペシャル。第5戦スポーツランドSUGO(宮城県)で3位に入賞したENEOS SC430には、最大限のウエイトハンデである100kgが乗せられることになったが、LEXUS TEAM LeMans ENEOSはランキング首位を守るべくさまざまな改良をマシンに施し土曜の公式練習に臨んだ。

 その公式練習では、ウエイトハンデを感じさせない8番手タイムをマークしたENEOS SC430だったが、続く公式予選1回目、そしてノックダウン形式の予選ではタイムを上げてきたライバル勢に対し、如実にウエイトの影響が出てしまい、ノックダウン予選ではセッション1で敗退を喫してしまう。

 日曜日の決勝レースは700km(121周)という長丁場のレースだけに、展開次第では上位進出も狙えるところ。朝のフリー走行を7番手で終えたENEOS SC430は、ビヨン・ビルドハイムをスタートドライバーに据え、午後3時のスタートを迎えた。ビルドハイムは集団の中でライバル勢と互角のペース運びをみせ着実にポジションを上げていくが、25周目の最終コーナーで#12 GT-Rと軽くヒット。一瞬ヒヤリとする場面だったが、マシンに異常はなく、他車のピットインの間に首位までポジションを上げる好走を披露し、31周終了時点で伊藤大輔に交代。伊藤もポイント圏内をうかがう走りを披露する。

 しかし、62周終了時に伊藤からビルドハイムに交代した際、スターターが動かなくなるトラブルが発生し、1分近くピットに留まってしまうことになりポジションは後退。95周終了時にビルドハイムから伊藤に交代した際にも再びスターターにトラブルが発生してしまい、チームはマシンをいったんガレージへ。迅速な対応でトラブルを回復させたENEOS SC430は、猛暑の中声援を送るファンのためにもコースに戻り、粘りの走行を続けポイント獲得こそ逃したものの、最終的に11位でチェッカーを受けた。

 とは言え、ランキング上位のマシンが軒並み苦しいレースを展開したこともあり、ENEOS SC430はランキング首位こそ譲ったもののいまだランキングは1ポイント差の2位。トラブルを出し切り、LEXUS TEAM LeMans ENEOSのホームコースである次戦富士で、タイトル争いに王手をかけに行く。

リザルト
18ARTAHSV-010ラルフ・ファーマン
井出有治
小林崇志
4:07'10.085121BS10
223MOTULAUTECHGT-R本山哲
ブノワ・トレルイエ
22.31121MI48
3100RAYBRIGHSV-010伊沢拓也
山本尚貴
25.740121BS48
417KEIHINHSV-010金石年弘
塚越広大
1'51.161121BS68
535MJKRAFTSC430石浦宏明
大嶋和也
1'57.905121BS62
638ZENTCERUMOSC430立川祐路
リチャード・ライアン
1Lap120BS64
732EPSONHSV-010道上龍
中山友貴
1Lap120DL6
839DENSODUNLOPSARDSC430アンドレ・クート
平手晃平
1Lap120DL18
918ウイダーHSV-010小暮卓史
ロイック・デュバル
1Lap120BS100
101PETRONASTOM'SSC430脇阪寿一
アンドレ・ロッテラー
1Lap120BS82
116ENEOSSC430伊藤大輔
ビヨン・ビルドハイム
4Laps117BS100
1212カルソニックIMPULGT-R松田次生
ロニー・クインタレッリ
31Laps90BS82
規定周回数:84
  24 MJ KRAFT SC430 石浦宏明
大嶋和也
62 Laps 59 YH 62

決勝 2010年8月22日(日) 入場者数:33,000人
決勝レース15:00スタート(121 Laps/702.647 km)
鈴鹿サーキット(5.807 km) コース:ドライ
タイヤ=BS:ブリヂストン/DL:ダンロップ/MI:ダンロップ/YH:ヨコハマ
WH=ウエイトハンディキャップ(kg)
FASTEST LAP=1'57.676: No. 23 MOTUL AUTECH GT-R(ブノワ・トレルイエ)
No.38 スポーツマン精神に反する行為のため白黒線分旗が提示された。
No.12 ドライビングスルーペナルティを課した。 2010SGT-SpR 第30条(危険なドライブ行為)違反
No.18 スポーツマン精神に反する行為のため白黒線分旗が提示された。
No.18 ドライビングスルーペナルティを課した。 2010SGT-SpR 第34条2(ピット作業)違反
No.12 訓戒及び罰金5万円を課した。 2010SGT-SpR 第30条2(コース外走行)による
サーキットデータ
第6戦 鈴鹿
開催日 2010年08月21~22日
サーキット名称 鈴鹿サーキット
コース全長 5.807
レース距離 702.647 km