
| ■ 空力関係 | |||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ダウンフォース | 少なめ | 多め | |||||
| フェンダー | 最高速より | コーナーより | |||||
| リヤウイング | 寝かせめ | 立てめ | |||||
| フロントアンダー | 寝かせめ | 立てめ | |||||
| ■ 車体関係 | |||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| フロントスタビ | 柔らかめ | 固め | |||||
| リヤスタビ | 柔らかめ | 固め | |||||
| スプリング | 柔らかめ | 固め | |||||
| 車高 | 低め | 高め | |||||
| ■ その他 | |||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 新パーツ投入 | 少なめ | 多め | |||||
| タイヤ | 柔らかめ | 固め | |||||
今回は真夏の鈴鹿サーキット。レース距離も500kmということで、長丁場の戦いとなる訳ですが、去年はウエイトが重かったこともあって予選10番手とかなり苦戦しましたし、スターターのトラブルが出たために決勝でも11位でノーポイントに終わるなど、思うような結果が残せなかったラウンドです。今回も決して楽な戦いはできないと思いますが、少しでも上位進出を狙えるようセットアップを考えました。
まず空力関係ですが、ダウンフォースは真ん中くらい。夏の鈴鹿は路面のグリップレベルが低いので、本来ならばダウンフォースはたくさんつけたいところですが、直線区間が多いセクター3で楽にタイムを稼げるよう、ドラッグの低減を狙って、あえて中間的なダウンフォースにしました。その分、サスペンションでメカニカルグリップを稼ごうという感じです。レース距離が長いので、自ずとタイヤも硬めになりますから、その点でもメカニカルグリップを高める方向で行こうと。
ダウンフォースに合わせてフェンダーも中間。リヤウイングも持込みの段階ではやや寝かせめで行って、なんとか帳尻が合ってくれれば。フロントのアンダーもそれに合わせて同様に、やや寝かせめにします。いちばん寝かせる富士の次……くらいのイメージでしょうか。このあたりの仕様で、うまくストレートスピードを稼げたらと思っています。レクサス勢は他車に比べてストレートはあまり速くありませんからね。
車体関係では、スポーツランドSUGOなどでフルハードにしていたフロントスタビなどは、前述したようにメカニカルグリップを上げるために、やや柔らかめ。リヤスタビもそれに合わせて左から2番目。スプリングは真ん中くらいですね。
車高については、今回レース距離が長いのでスキッドブロックの摩耗を考慮して、やや高めにしました。予選ではもう少し攻めると思いますが、決勝では1周でどれぐらい減るかという数値から逆算して、ある程度高めにしておかないといけないのです。
その他、新パーツに関しては、前回のSUGOで結構細かい部分にたくさん投入しましたので、今回の鈴鹿に向けてはやや少なめ。多少チームオリジナルのパーツを用意している程度です。タイヤに関しては、シーズンの中で一番暑さ的に辛い時期で、さらに距離も長いので、セパンよりもハード寄りのものを用意してもらっています。
今回の鈴鹿500kmに関しては、ドライバー交代をともなう2回のピットインが義務づけられ、さらにひとりのドライバーの最少周回数が30周と決められているので、基本的には3スティントというオーソドックスな戦略になると思います。去年HSV-010の1台がショートスティントでつなぎ、ハイペースで飛ばすなど、トリッキーな作戦を採る陣営もありましたが、ピットインでのロスタイムなどを考えた結果、LEXUS TEAM LeMans ENEOSとしては正攻法で臨もう、という結論に至っています。
なんとか今回の鈴鹿でポイントをできるだけ加算して、さらにウエイトが半減する次の富士で上位進出を狙いたいところですね。