
| ■ 空力関係 | |||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ダウンフォース | 少なめ | 多め | |||||
| フェンダー | 最高速より | コーナーより | |||||
| リヤウイング | 寝かせめ | 立てめ | |||||
| フロントアンダー | 寝かせめ | 立てめ | |||||
| ■ 車体関係 | |||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| フロントスタビ | 柔らかめ | 固め | |||||
| リヤスタビ | 柔らかめ | 固め | |||||
| スプリング | 柔らかめ | 固め | |||||
| 車高 | 低め | 高め | |||||
| ■ その他 | |||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 新パーツ投入 | 少なめ | 多め | |||||
| タイヤ | 柔らかめ | 固め | |||||
2回目の富士での戦いとなるわけですが、高速サーキットの富士だからということもあり、やはりローダウンフォースで行くことになります。ただし、開幕戦富士での結果を踏まえてのことなのですが、最初の富士ではレクサス勢の武器であったトップスピードが相対的にあまり速くなく、セクター1のタイムがライバル勢に追いつかれてしまっていたという点を考え、持込みの段階ではかなりダウンフォースを削って行こうと思います。というより、そうならざるを得ない状況といっても良いでしょう。ですから、今回はトライという意味合いを含めてダウンフォースをMAXまで削った仕様で持ち込みます。
というわけで、ダウンフォースは一番少なめ、フェンダーも最高速寄り、リヤウイングも一番寝かせ、フロントアンダーも一番寝かせて行きます。この仕様で持ち込んでみてセクター1と最高速が対ライバル勢という点でどの程度リカバリー出来ているのかを見たいと思います。実際には、こんなことをするとバランス的に良くないんじゃないかという可能性もありますが、とにかく1回トップスピードとラップタイムのバランスを取り直してみよう、というのが今回のENEOS SUSTINA SC430のテーマなのです。
それに対応して、車体関係では中間よりはややソフト目なセットをします。スタビ関係はやや柔らか目。重量があると、普通はスプリングなどは硬くするんですが、そこを敢えて、重量の割にはかなり柔らかくいこうと。今回54kg積みますが、スプリングはやや柔らか目。車高に関してはダウンフォースがないので、ちょっと下げられるだろうということで、やや低目です。
その他、新パーツ投入に関しては中くらいで、もてぎのテストで36号車SC430が試していた吊り下げ型のリヤウイングなどを含め、いくつか目に見える形のものを持ち込みます。
一方、タイヤに関しては秋の富士ということに加え、ダウンフォースも少ない状況ですから、かなり難しいタイヤ選択が想定されます。急に暑くなったり、寒くなったりする季節ですし、基本としては柔らかめのタイヤを選んでいますが、一応やや固めのものも持っていきます。しかし、他メーカーのマシンに対して負けているので、柔らかめのタイヤで走れなければダメでしょう。ポイントランキングでトップを独走している#46 GT-Rに追いつくために、ラップタイムの面からも、予選ポジションの面からも、柔らかめのタイヤで戦いたいところです。
ダウンフォースは目一杯減らしているのに、柔らかめのタイヤで予選〜決勝を戦うというのは矛盾しているかもしれませんが、今回の富士はレクサス勢にとって正念場。ここで上位入賞を逃すようなことがあれば、チャンピオンシップから脱落してしまうでしょうから、ENEOS SUSTINA SC430としては是が非でも勝ちたい一戦ですね。
去年豪雨の影響で開催されなかった秋の富士での第6戦ですが、そこに向けてかなり多くのセッティングなどを準備していましたので、今年はそこにプラスアルファをして、ちょっと冒険的なセットアップで今回は攻めていこうと気合いが入っています。