今年もやってまいりました「ENEOS SUSTINA LEGEND CUP」。往年の名ドライバーが一堂に会し熱いバトルをファンにお見せしようというこの企画。昨年の第1回目は期待を上回る盛り上がりを見せ……というより少々盛り上がり過ぎまして、1コーナーで多重クラッシュが発生、ドクターヘリが出動するまでの事態に。そんなクラッシュの犠牲者のひとりが長谷見昌弘“選手”でした。今だから書けますが「こんなレースならもう出ない!」とレース後に長谷見さんはかんかん。そりゃそうです。ファンにいいレースを見せるためのイベントであって、スタントショーではありません。第2回レジェンドカップは長谷見さん欠席とGTAもあきらめかけていたようですが、ダメ元でオファーしたら主旨が守られるならば、という前提で参加してくれることとなったのです。
今年の車両はホンダCR-Z。モーターアシストをKERSのようにパドル操作するレース特別仕様で、アシスト時にはヘッドライトが点滅する仕組み。ヘッドライトをピカピカ光らせながらスリップを使いあうCR-Zの群れが右に左にラインを変えつつ約1.5kmのストレート走り抜けていきました。今年は深刻なアクシデントもなく、終始なごやかムードのなか無事フィニッシュ。健闘を称えあう“レーサー”たちの姿がパドックにありました。
ラップタイムに年齢ハンデプラスの予選3番手から優勝したのは、この日66歳の誕生日を迎えた長谷見さん。「FFだけど、オレの嫌いなアンダーステアが出ないし、すごくいいクルマだったよ。あとモーターアシストあれ面白いね。メーター見ながら、どことどこを使おうか考えて、相手を見て抜かれそうな場所は使うわけ。電気を貯めないといけないし、いろんなこと考えながえ走らなきゃいけない。別に勝ったら言うわけじゃなくて操作そのものが面白かった。(3位になった)中嶋クンがいるのは分かってたんだけどね、高橋さんが後ろにいるのは知らなかった。てっきり津々見さんかと思ったの。クルマの色が同じで、津々見さんは前半速かったから」。ウン十年ぶりに長谷見“選手”のウイナーコメントを聞けて本誌もうれしいです。
| No. | Name | Age | |
|---|---|---|---|
| 2 | 土屋 圭市 | 55 | 東 |
| 3 | 長谷見 昌弘 | 66 | 東 |
| 6 | 黒澤 琢弥 | 49 | 西 |
| 8 | 鈴木 亜久里 | 51 | 東 |
| 11 | 星野 薫 | 64 | 西 |
| 14 | 大岩 湛矣 | 72 | 東 |
| 15 | 岡田 秀樹 | 52 | 西 |
| 17 | 鈴木 恵一 | 62 | 東 |
| 18 | 鮒子田 寛 | 65 | 西 |
| 20 | 柳田 春人 | 61 | 東 |
| 24 | 近藤 真彦 | 47 | 東 |
| 32 | 中嶋 悟 | 58 | 西 |
| 36 | 舘 信秀 | 64 | 西 |
| 37 | 関谷 正徳 | 61 | 西 |
| 55 | 津々見 友彦 | 69 | 東 |
| 81 | 見崎 清志 | 63 | 西 |
| 82 | 寺田 陽次郎 | 64 | 西 |
| 100 | 高橋 国光 | 71 | 東 |
| 名誉競技長 星野 一義 | |||
東:東西対抗戦 東軍
西:東西対抗戦 西軍
※ゼッケン順
※ドライバーは変更になる場合もあります